早朝5時半。
いつものように有馬温泉までの約1時間のウオーキングの途中。
3ヶ月ほど前から80才ぐらいのおばあちゃんに出会うようになった。
初めは杖をつき、歩幅も一足分ほどで、慎重に歩いていたのが
最近になって、出会うごとに歩幅も大きく、シッカリした足取りになってきた。
「おはようございます、今日もお元気そうで・・・」と声をかけると
ポケットから飴ちゃんを1個取り出して 私の手の中に押し込んでくる。
出会う人に飴を渡すのが楽しみなのだろう。
でも、たとえ飴1個でも、毎日何人かの人に渡していたら・・・
そう思うと、何だか申し訳ない気がして・・・。
何日かそんな事が続いたある朝、私は、
「これからは飴チャンの代わりにハイタッチしましょ!」・・と提案した。
それからは、出会えば笑顔でハイタッチ。
おばあちゃんも嬉しそうに手を挙げる。
そして今朝 、ついに杖ナシで歩くおばあちゃんが・・・!
私の姿を見つけると、両手を挙げて待っててくれた~♪♪
すごい!すごい!おばあちゃん、すごいね~!
何度も両手でハイタッチをした。
そして、嬉しそうな顔で ポケットから飴ちゃんを1個取り出し、
私の手にグイグイ押し込んだ。
ほっこりした気分で ほおばった飴ちゃんは、イチゴの味がした。