満天の星に感動し、ぐっすり眠った翌朝、
弥陀ヶ原バス停を目指し出発する。
緑が美しい立山連峰を背景に、突如現われた地獄谷。
アチコチから不気味な噴煙を上げていた。
地球は生きている・・と改めて実感させられる。
山肌が剥げて、あたり一面灰色の荒涼とした光景は、まさに地獄そのもの。
美しい景色、立山。 天国と地獄が存在するこの立山で、
有毒ガスでも、息を止めて窒息しても・・・
私はまだまだ死ぬ訳にはいかんのだ~!! ^^;
そう思いながら、硫黄の刺激臭の中を急ぎ早に歩いて行った。
地獄谷を通り過ぎると、天狗平までは緩やかな下りで歩きやすい木道が続く。
この時にあの雷鳥と遭遇したのだ。
ヒナ4羽と母親の雷鳥。
子供達に注意を促す鳴き声をあげるが、親子とも全く逃げる様子がない。
そっと近づいてカメラを向けても逃げない。
50cmぐらいに近づいても まだ逃げない。
特別天然記念物だから、誰も悪さしないからなのか、
警戒心がないのかも知れない。
それにしても・・・なんてカワイイんだろう!
そ~っと手を伸ばしてみると、チョッとだけ雷鳥に触れた!!
雄山神社のお札のおかげかな?・・・貴重な体験ができた。♪
立山はちょうど高山植物が美しい季節。
たくさんの花たちに出合った。
天狗平から弥陀ヶ原の途中、鎖場が続く一の谷を絶壁下山する。
よく、新聞テレビで登山者の滑落事故を見聞きするが、
この一の谷もかなり厳しい難所だった。
細心の注意を払って一歩一歩足を進める。
・・・が、足を滑らせズリ落ちてしまった。
友人に引き上げてもらって、無事生還!
(ふぅ~、アブナイ、アブナイ!)
何とか谷を越えて、弥陀ヶ原に到着した。
あとは、バスとケーブルで下山。
大きなケガもせず、今年の立山登山は終わった。
さて・・・来年は何処へ??