2010年3月30日火曜日

春なのに

寒暖の差が激しい今日この頃、
裏六甲は昨日、晴れたかと思えば急に真っ暗になって吹雪いたり・・・。
あまりの寒さに、治りかけてた風邪がまたぶり返しそうです。

家々の屋根も真っ白。かすかに雲海も見えました。


うっすら積もった雪は暗くてもキラキラ輝いてます。
久し振りの朝焼けです。

2010年3月5日金曜日

いかなごの「くぎ煮」

今年もいかなご漁が解禁になり、スーパーの店頭に並ぶようになりました。
まだ魚も小さくて、1kg¥1380と高値です。
この季節になると、どこからか「くぎ煮」の匂いが漂ってきます。
釘を入れて炊くから「くぎ煮」と言うのではありませんよ。
炊き上がると、折れ曲がった古釘のようになるからなんです。

毎年20kg位炊くので、もう少し安くなるのを待っ買うのですが
明日、実父の13回忌法要で福井に帰るので、親戚への手土産にと
今日は3kgだけ買ってきて、さっそく炊いてみました。

アツアツご飯やお酒のあてに最高!!
少しだけ釜揚げにして、大根おろしとポン酢でも頂きます。

{材料}
  いかなご  1kg
  しょう油   1,5カップ
  三温糖   250g
  みりん    0,5カップ
  土生姜   70g(千切りにしておく)

{作り方}
  1、しょう油、三温糖、みりんの調味料を煮立てる。
  2、いかなごを3回ほどに分けてパラパラと蒔く様に入れる。
  3、生姜も同じように分けて入れる。
  4、落し蓋をして、灰汁を取りながら、ふきこぼれない程度の火で炊く。
  5、調味料が少なくなったら、返しナベをして、もうしばらく火を弱める。
  6、ザルにあけ、よく冷めてから器に移す。
       
     箸で混ぜないのが煮崩れしないコツです。

我が家は生姜が好きなので倍ほど入れま~す。^^;
レモンの皮を入れても美味しいですが、今年は
去年作って冷凍しておいた山椒の実を入れました。
団子状態にならないようにパラパラと入れます。
灰汁を丁寧に取ります
だいぶん煮詰まってきました。
炊き上がるまで側から離れられず、
我が家では1日1回 4kg炊くのが限度です。
ですから、解禁から4月の初めのシーズン中に4~5回炊くことになるので
材料代や送料など、かなりの出費になってしまいますが、
毎年、友人や仕事先の人が待っているので、止めるに止められません。^^;
お中元お歳暮の代わりに、春はいかなごの「くぎ煮」、秋には丹波の「黒枝豆」
季節の味をお届けしてるので喜んでいただいてるようです。

でも・・・経済的にも体力的にも・・・、だんだんシンドクなってきたナ~!