天空の城「竹田城」と雲海

今回はラッキーだった！

兵庫県朝来市　「竹田城」の雲海。

去年の１２月に行った時は 登頂した時間が遅くて、

このような雲海は見られなかった。

秋から冬にかけて、条件が良ければ雲海が発生するという。

毎日このような雲海が見られるわけではなく、

　　　　　　　　　　　　　　よく晴れて風が弱く、日中との気温差が大きい早朝。

明け方から８時ころまでが見頃だそうだ。

その日は、４時半に自宅を出発し 現地に６時到着。

中腹の駐車場に車を停め、歩くこと約２０分、

目前に広がる、あまりにも幻想的な風景に、

胸が苦しくなるほどの感動を覚えた。

ちなみに、この場所では高倉健主演の映画

「あなたへ」のロケが行われたそうだ。

景色を充分 堪能した後、急いで下山、

車で南東方向へ移動する事１５分。

竹田城を目前に見下ろす立雲峡へ登る。



飴ちゃん1個と ハイタッチ

早朝５時半。

いつものように有馬温泉までの約１時間のウオーキングの途中。

３ヶ月ほど前から８０才ぐらいのおばあちゃんに出会うようになった。

初めは杖をつき、歩幅も一足分ほどで、慎重に歩いていたのが

最近になって、出会うごとに歩幅も大きく、シッカリした足取りになってきた。

「おはようございます、今日もお元気そうで・・・」と声をかけると

ポケットから飴ちゃんを１個取り出して 私の手の中に押し込んでくる。

出会う人に飴を渡すのが楽しみなのだろう。

でも、たとえ飴１個でも、毎日何人かの人に渡していたら・・・

そう思うと、何だか申し訳ない気がして・・・。

何日かそんな事が続いたある朝、私は、

「これからは飴チャンの代わりにハイタッチしましょ！」・・と提案した。

それからは、出会えば笑顔でハイタッチ。

おばあちゃんも嬉しそうに手を挙げる。

そして今朝 、ついに杖ナシで歩くおばあちゃんが・・・！

私の姿を見つけると、両手を挙げて待っててくれた～♪♪

すごい！すごい！おばあちゃん、すごいね～！

何度も両手でハイタッチをした。

そして、嬉しそうな顔で ポケットから飴ちゃんを１個取り出し、

私の手にグイグイ押し込んだ。

ほっこりした気分で ほおばった飴ちゃんは、イチゴの味がした。



天の二重奏

仕事帰りに見上げた空 は真っ赤に燃えていた。

そして、

ビルの谷間には二重の虹が・・・・。

　

がんばれ！　きっと、明日は良い事あるから！　

久しぶりの山歩き

三田市と篠山市にまたがる「虚空蔵山」（こくぞうさん）。

５９６ｍの低山ですが、石ころ道や急坂、石段が多くて、

体力のない私には、なかなか厳しい登山でした。

登山口から急な坂を上り、しばらくすると

「石舟」と呼ばれる舟形の石に到着。

虚空蔵堂への参拝者の手水場で、ここで手を清める。

「虚空蔵堂」　

キツイ急坂をひたすら登り、露岩の多い尾根道を登ると

丹波岩と呼ばれる 展望の良い場所に到着。

南側には六甲連山

西は遠くに霞む淡路島や瀬戸内海

東には丹波 篠山の山々が一望できる。

頂上でしばらく休憩し、群生したシダの中を

まるでイノシシのように？ガサガサと・・・。

下山途中の砂防ダム。美しい景色にホッと一息。

無事に下山した後は 今田温泉で汗を流し、

心地良い疲れを感じながら帰宅。

自然の中に身を置くと、気持ちがリフレッシュしますね。

シンドイけど、やっぱり山はイイなぁ！

まるで建売住宅のような小屋を発見！

こんな立派な農機具小屋、初めて見ました。

サトイモがよく育っていました。

近くには大きな栗が 今にも弾けそうです。

実りの秋ですね～♪

なんて見事な・・！

この季節、田んぼのアゼには真っ赤な彼岸花が目に付きますね。

我が家の近くに流れる『有馬川』

　　

春は桜、初夏には蛍、秋冬は何もナシ・・・って思っていたのですが、

昨日、川沿いの土手に彼岸花の帯を見つけました。

２００ｍ？　いえ、 もっとあるでしょうか。

なんと お見事！！

美山 「茅の里」

見上げれば抜けるような青空。

茅葺屋根の下ではコスモスが揺れ・・・

涼しい風が秋の気配を運んで来ました。

京都美山 「茅の里」

日本の原風景が ここにはありました。

ちょうど、親方らしき人と 若い青年が屋根の葺き替えをしていました。

滅多に見れない光景です。

　葺き替え職人が減少している今、彼らは貴重な存在ですね。

白い蕎麦の花と茅葺屋根。

見ているだけで心癒されます。

四季を通じて季節感が味わえるところ。

こんな山村に身をおいて、

一日をボ～ッと過ごしたくなるような・・・

とっても心地良い初秋の一日でした。