世界一の吊り橋のてっぺんに昇れるツアーがあると
噂に聞いていた明石海峡大橋 「ブリッジワールド」
先週、小雨振る中、行ってきました。
全長3911m、高さ296m
受付を済ませ、船の科学館にて明石大橋建設に関するビデオを観た後、
イヤホン、ベスト、ヘルメットを装着し、
館内の模型を見ながら詳細な説明を受ける。
どんな説明もすごく興味深くて、
改めてビッグプロジェクトだったんだなぁ・・と、男のロマンを感じた。
長さ40mの模型(1/100)でも 1億円もかかったそうな・・
外に出るとメインケーブルの両端を固定する土台、
巨大なコンクリートの塊「アンカレイジ」が ド~~ンと構えている。
このアンカレイジ、片方35万トン、両端では70万トン。
奈良の大仏さんが 1体 250トンだとすると・・・
2800体の大仏さんが両端から引っ張ってる事になる。
ひゃ~!想像するだけでもスゴイ!
そしていよいよ、橋の上り口がある舞子海上プロムナードへと向かう。
関係者以外立ち入り禁止の扉から作業通路へ出ると・・・・
これが 対岸の淡路島まで約 4km続いている。
ひぇ~! これまたスゴイ!
作業通路は幅5mあり、大型トラックも通行出来る。
主塔までの約1km、ツアーリーダーの説明を聞きながら歩く。
気温の変化により、橋が3m近く伸び縮みするとか、
風速60mの強風だと、主塔間の中央あたりで9mも膨らむとか、
海中掘削の苦労話や、作業員の食事やトイレの事とか・・・・
他にも全く知らなかったいろんな話が聞けて とても面白かった。
橋脚の周辺は岩を敷き詰めてあるので、
魚の棲家や産卵場所になっていて絶好の釣り場になってるとか。
ここで1グループ10人に別れ、エレベーターに乗り込む。
(このツアーは30人限定)
一気に98階まで上昇。この間約2分。
狭い通路を進むと、ハッチをあけて係りの人が待っててくれた。
いよいよ世界一のてっぺんに・・・ワクワクする~♪♪
海面から296mの高さ。
明石舞子方面を見下ろす。
淡路岩屋方面。 大型タンカーが通過して行く。
このメインケーブル架線、直径が112cm。
直径5mmの素線127本を1本とし、それをまた290本束ねてあるそうだ。
素線の長さは地球7週半もあるとの事。ビックリ!
大阪湾方面を望む。霞んでいてちょっと残念。
昔、一生に一度でいいからやってみたい事の一つに
空を飛んでみたい(ハングライダー) という夢があったんだけど、
ちょぴり体験したような気分~♪
主塔の中央から真下を覗くと・・・
うひゃ~~! 車が蟻んこみたい!
高所恐怖症の人はきっと ここで気を失うかも?
世界一のてっぺんからの風景を堪能したあと、
グループで記念撮影。
帰りは 再び来た通路を舞子まで戻る。
お土産にDVDと認定証を貰って・・・
本当に貴重な体験が出来た一日でした。
長々と・・・^^:
読んで下さって有り難うございました。