2010年12月19日日曜日

クリスチャンではないけれど・・


子供達が親元を離れて何年経ったのだろう。
いつの頃からか、クリスマスツリーを飾らなくなった。

街に出ると、美しいイルミネーションが競うように煌き
賑やかにクリスマスソングが流れている。

細い路地裏にある小さな教会。
静寂がそこにはあった。

穏やかな気持ちになれるのは神の光?



そうだ!今日はケーキを買って帰ろう~♪
ご先祖様にもお供えしなくっちゃ!



2010年12月12日日曜日

神戸ルミナリエ

    
2010年、神戸ルミナリエも今年で16回を迎える。
阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂と復興を願う光の祭典。

『今年のテーマ』
「光の心情、輝きの記憶を留めるために」

『作者からのメッセージ』
冷たい夜空の下で、人と人を結びつける眩い輝きは
過去と未来を結ぶ神戸の記憶。
悲しみのときを経て、新たな記憶を留めるために
光のフォルムは変わり続ける。
すべては輝きの中にある。


あの日の朝、あの瞬間のこと、
ご近所さんや見知らぬ人が助け合ったこと、
そして、あの友人のことは絶対忘れない!
今年も凄い人。
『立ち止まっての写真撮影はご遠慮くださ~い!」と
拡声器で叫ぶ警備員。
毎年デザインや色合いも変わるのだが、
何故か同じように見えてしまう。
居留地跡の建物が鮮やかなイルミネーションをより引き立てる


2010年11月19日金曜日

見詰め合う二人

急ぎの仕事があるのに
あまりにも良いお天気にジッとして居れなくて、
六甲山に登って来ました。♪
って言っても上りは有馬からのロープウエィですが・・・。^^;
上空から見た有馬、色とりどりに織り成す彩錦。
とても美しい紅葉です。

下山は名前に釣られて「紅葉谷」を歩いて下りたのですが、
谷が深いのか、木が高くなりすぎているせいなのか・・
道中の紅葉は期待外れでした。

いつも朝ウオーキング時に挨拶する太閤さんとねねさん。
実はこの二人の像、100メートルぐらい離れた所にあるのですが、
二人の視線はピッタリと合っているのです。

愛おしい眼差しで ねねを見つめる太閤さん。

鼓ヶ滝へ向かう途中の紅葉もまたキレイ!

1週間前は まだ緑が多かった瑞宝寺公園も今が見頃です

今日もイイ一日だったなぁ。感謝感謝!
さて、今から夜なべ仕事、頑張らなくちゃ!

2010年11月13日土曜日

もう チョィ!

有馬 「瑞宝寺公園」
真っ赤に染まるまでには もうチョィ・・ってところ。
でも、黄色や緑がある方が私は好き!
大きなイチョウの木はもう葉っぱを落としていた。
深まりゆく秋。

2010年11月12日金曜日

四国「金毘羅さん」参り

 

金毘羅宮には主たる祭神の大物主神と、崇徳天皇が祀られている。
神名の通り、五穀豊穣や産業、漁業、文化などの繁栄と、
国や人々の平安を約束してくれる神様です。
御本宮は約1000年前に造られ、
無節の総檜造りで、釘を1本も使っていないとか。

ご本宮まで785段の石段、本来は786段あったそうだが
786だと「ナヤム」で悩みながら参拝することになるので、
わざと1段下げたと言われている。

それにしても、かなり急な石段が続く。
やっと本宮まで上り、参拝する
下りもけっこう足に堪えるが、
下りたら讃岐うどんが待ってる・・と思ったら足取りも軽やかだった。^^;
最近は、讃岐うどん食べ歩きツアーもあるとかで、
アチコチにうどん屋さんがあった。
(Ⅰちゃん曰く、大きな駐車場があるうどん屋は入らない方がいいそうな・・)

金毘羅をあとにし、「鳴門大橋」を渡って淡路島へと向かう。
橋の下では、鳴門の渦潮が見られる
前からずっと観たいと思っていた「人形浄瑠璃」、
哀歓の人間模様を生き生きと描いている。

義太夫の情感溢れる語りと、重厚に響く三味線の音を感じながら、
まるで生きているような仕草の人形たち。
1体に3人の黒子を着た人形遣いが人形を操る。
その巧みさにたいへん感動した。
ズラ~ッと頭(かしら)が並ぶと、少し不気味。
海に向かってなだらかに広がる高原「花さじき」。
サルビアやコスモス・・花畑が一面に広がっていた。

2010年11月5日金曜日

母娘水入らず・・


近頃、何となく元気がない母。
気になりつつも、最近はなかなか実家に帰れていなかった。

数十年前に私と妹を遠くに嫁がせた事を
年老いて益々寂しく思っているようだ。

私も母の側にいてあげれないことを ずっと申し訳なく思っていたが、
それは東京に住む妹も同じ思いだった。

今年の正月、千葉に住む娘が帰省した時に
こんな事を言って、少しまとまったお金を置いて行った。

「二人のおばあちゃんを旅行にでも連れて行ってあげて・・。
でも、このお金を私の嫁入り支度の一部に残しておこう 
なんては思わないでほしい。
おばあちゃん達には本当によく可愛がってもらったのだから、
おばあちゃんの為に使わないとお金を貯めた意味がないから・・・」 と。

親元を離れ、一人暮らしで頑張ってる娘。 
オシャレもしたいだろうし、一人生活するだけでも精一杯のはず。

まだまだ子供だと思っていたのに、こんな事を考えていたなんて・・・
その上、私の付き添い分まで含まれていて、思わず胸が熱くなった。
(こんな優しい娘・・誰かお嫁にもらってくれないかな~。
・・・なんて事を言うと また娘におこられそう!) ^^;

そんな娘の気持ちを有り難くいただき、
 いつかは金毘羅さんへ御参りしたい と言っていた福井の母と
東京の妹と三人で香川県の琴平に向かった。

義母はどうしても日程が合わず・・と言うより、
たまには母娘水入らずでユックリしておいで・・との思いで
快く留守番を買って出てくれた。 
義母の優しさに心から感謝!
今度は必ず、義姉さんも誘って温泉でも行こうね!


神戸を出発し、途中、倉敷の美観地区を散策。
ここは以前、オフ会でSちゃんに案内していただいた事があるので、
その時の事を思い出しながら、余裕を持って案内できた。

舞い落ちた枯葉の乾いた音が初冬の気配を感じさせる。

瀬戸大橋の真ん中、与島から坂出方面を望む。

与島から眺める夕焼けは一際キレイだった。

この夜は琴平温泉に泊まり、
翌日はいよいよ 785段の階段を上ることになる。

2010年9月19日日曜日

三岳


私の大好きな丹波篠山辺りの山々。

舞鶴若狭自動車道から眺める景色は
どの季節に見ても他の山とはどこか違う気がするのです。

舞鶴若狭自動車道が今は無料になるという事もあり、
今日はミニ登山を兼ねて篠山方面に行って来ました。

紅葉にはまだまだ早いけど、目的地は多紀アルプスの三岳。

793mの低山ですが、途中まで車で登ります。
頂上まで約50分、ファミリー向けのコースと思っていたのに、
なんのなんの・・・急な階段が一直線に続き、足はガクガク!^^;

名物のイノシシには遭遇しませんでしたが、
途中、オス鹿とマムシに出会ってご挨拶。

鹿には 「オッス!」
マムシには 「じゃ ぁね!」 --;

山って、低くても高くても、何度登ってもシンドイけど、
また登りたくなるのも山の魅力なんですよね。

遠くに見える村はどこかしら? ^^;

枯れ木にキノコがビッシリと・・・

山里はもう稲刈りが終わっていました。
もう秋なんですね。

山から下りた後の楽しみは、
地元の温泉で汗を流してさっぱりと・・・♪♪



2010年9月17日金曜日

シマウマと機関車?



ここは街の真ん中。
 機関車の横で首を上げ下げしているのはシマウマ??

近くまで行ってみると・・・

な~んだ。^^;
ショベルカーでした。
 
なるほど、ここは神戸市の王子動物園。さすがですね。

つい先日、ジャイアントパンダの「興興」が亡くなった。

日中友好と阪神大震災で被災した神戸市民を元気付けるために
10年前にメスの「旦旦」と共にやってきた「興興」。

人口授精のために麻酔をした後、麻酔からの覚醒中に心配停止となり・・・・。
中国との共同飼育繁殖の研究とはいえ可愛そうなことでした。



2010年9月10日金曜日

朝焼け


台風の影響で、久し振りの雨が降った翌日、
天を二つに割るような朝焼けが見られた。
なんだか不思議な空。
これはきっと、何か良い事があるのでは?

その予感は的中!
知人から阪神vsヤクルト戦を誘っていただいた。
・・・・・てな訳で、今夜、甲子園へ行って
六甲おろし歌ってきま~す♪♪


2010年8月29日日曜日

タカサゴユリ


8月も もう終わろうとしている頃、
植えた訳でもないのに、野山や道端、高速道路の法面など、
あちこちの荒地に咲く白いユリが目に付く。
 
調べてみると、その名は「タカサゴユリ」。
てっぽうユリとよく似ているが、葉が細くて花も細長いのが特徴。
台湾の山地に広く野生するユリで、観賞用として日本に入ったのが大正12年。
旺盛な繁殖力のため、西日本を中心に広く野生化しているという。

種子で繁殖する「タカサゴユリ」

花が終わると1輪に付き1本、長さ10cmぐらいの「さや」が出来、
さやの中は6列に分かれていて、
その1列に100~200個の種子がぎっしり詰まっている。
そして晩秋になると、さやが弾けて放出された種子が風に乗って運ばれる。

毎朝のウオーキングの時、以前からずっと気になってた場所がある。
5m四方の範囲に咲くユリ、
その場所に咲くものだけが、たくさんの蕾を付けているのだ。

その中でも一際多くの蕾を付けた1本。数えて見るとなんと31個もあった。
これが咲いたら どんなに見事だろう?
大きなユリのブーケのようになるのかな?

道行く人達は皆、それが開花する日を楽しみにしていたのに・・・
蕾が出来始めた頃からず~っと見守って来たのに・・・

 ある朝、それは無残にも折られていた。

悲しく思うみんなの心を察してか、
秋の訪れを感じさせるように蔦の葉が染まり始めていた。

2010年8月24日火曜日

天国と地獄


満天の星に感動し、ぐっすり眠った翌朝、
弥陀ヶ原バス停を目指し出発する。

緑が美しい立山連峰を背景に、突如現われた地獄谷。
アチコチから不気味な噴煙を上げていた。
地球は生きている・・と改めて実感させられる。
山肌が剥げて、あたり一面灰色の荒涼とした光景は、まさに地獄そのもの。

美しい景色、立山。 天国と地獄が存在するこの立山で、
有毒ガスでも、息を止めて窒息しても・・・
私はまだまだ死ぬ訳にはいかんのだ~!! ^^;

そう思いながら、硫黄の刺激臭の中を急ぎ早に歩いて行った。

地獄谷を通り過ぎると、天狗平までは緩やかな下りで歩きやすい木道が続く。
この時にあの雷鳥と遭遇したのだ。

ヒナ4羽と母親の雷鳥。
子供達に注意を促す鳴き声をあげるが、親子とも全く逃げる様子がない。
そっと近づいてカメラを向けても逃げない。
50cmぐらいに近づいても  まだ逃げない。

特別天然記念物だから、誰も悪さしないからなのか、
警戒心がないのかも知れない。
それにしても・・・なんてカワイイんだろう!
 
そ~っと手を伸ばしてみると、チョッとだけ雷鳥に触れた!!
雄山神社のお札のおかげかな?・・・貴重な体験ができた。♪

立山はちょうど高山植物が美しい季節。
たくさんの花たちに出合った。

天狗平から弥陀ヶ原の途中、鎖場が続く一の谷を絶壁下山する。
よく、新聞テレビで登山者の滑落事故を見聞きするが、
この一の谷もかなり厳しい難所だった。

細心の注意を払って一歩一歩足を進める。
・・・が、足を滑らせズリ落ちてしまった。
友人に引き上げてもらって、無事生還!
(ふぅ~、アブナイ、アブナイ!)

何とか谷を越えて、弥陀ヶ原に到着した。
あとは、バスとケーブルで下山。

大きなケガもせず、今年の立山登山は終わった。
さて・・・来年は何処へ??